フリーランスのエンジニアとして働くことの魅力の1つは、作業時間を自由に決めることができる点である。就業時間が定められておらず、成果を上げることができれば、自分で決めた時間に働き、自分で決めた時間に休むことが可能だ。
上司に付き合って遅くまで会社に残るようなこともなくなる。
PCとネット環境があれば、作業場所も自由に選ぶことができることもフリーランスの特徴だ。カフェや自宅など気に入った場所で作業することが可能になり、中には海外に出て活躍するようなエンジニアもいる。
通勤時間はかからず、満員電車に揺られるストレスもないことは大きなメリットだ。台風などの天災に巻き込まれる可能性も低くなる。
また、会社員は会社の方針によって仕事内容が左右されるが、フリーランスなら自分自身で仕事を受けるかどうかを決定できる。現場を変えるために転職という決断を下す必要はなく、契約更新をしないことで新たな案件に携わることができる身軽さが特徴だ。多くの現場を経験できるために、様々なスキルを身につけられるのもメリットである。上記で挙げたもの以外にも、フリーランスに転身するメリットはまだある。
一方で、フリーランスの働く環境は誘惑が多いのも事実だ。会社員であれば周りの目によるプレッシャーがあるためにネットを閲覧したり、サボってみたりすることはできない。フリーランスの場合は自分1人しかいないために自由度は高いが、気づいたらネットサーフィンで1日終えてしまったという事態にもなりかねないので、誘惑に負けずに仕事に集中できる自制心が必要である。